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応用編/ ヒューズボックスから電源を取る方法(ETC本体を取り付けよう)

 ”カーオーディオ裏” からの電源取得方法では、ちょっと難易度も高そうで かなり心が折れてしまいそうですし・・・ かといって、”シガーソケット” からの電源取得方法では、何だかちょっと不憫そうに思えますし・・・ (配線は目立つし、何よりシガーソケットが埋まってしまうので、思いのほか利便性は悪そう。。。 とか)

 といった方のために! 難易度はそれら双方の中間的かな? と、そういったETCの取付け方法についても 今回特別編として少々触れておこうかと。。。

 それが今回の 「ヒューズボックスから電源を取得する取付方法」。(なおここで言うヒューズボックスとは、ダッシュボード下などにあります 室内ヒューズボックスの事を言います)

 但し! このヒューズボックスから電源を取る取付方法に関しましては、他の取付け方法に比べ格段に車両電気の知識、及び取扱い技術に長けている必要性があり、また当サイト、並びに私的にはあまり推奨したくない(むしろ非推奨取付け方法でもありますので、(専門的な検電テスターを取り扱う必要があったり、またバッテリー端子を外さないままでの検電チェックの必要性があるなど、、、 その他諸々で、、、 不十分な電気知識や技術で作業を行ってしまうと〜 ショートや機器破損など、その他 そもそもETC車載器の不具合誘因となろう可能性もありますので。。。)

 これら予めご了承頂きました上にての以下ご閲覧を願います m(_ _)m 【⇒ また予め、当サイトをご参考にされる上での注意点も御必読下さい

 つまりまあ。。。 取付やレイアウトに関する作業は比較的手軽でありながら〜 しかし配線にまつわる知識や技術は ”高度” なモノが必要とされる取付け方法だという事を念頭におかれ、また当サイトでは非推奨の取付け方法であり、かつもちろん ”実際の作業は全て自己責任にて” で、以下ご参考までに。。。

 よって、少しでも電気知識や取扱技術に不安がある場合には、これら方法によるETC取付けは決して行わないように願います。 また当ページをご参照にされます方は、一応ある程度の知識や技術などを持ち合わせている方のみと仮定させて頂いておりますので、検電テスターの使い方などにまでは触れておりません事、これらも予めご了承願います。 (正しいテスターの使い方などにつきましては、各自にて十分ご熟知されているモノとして〜 以下解説をさせて頂いております)

STEP.1 ヒューズからの電源取得(電源を取る箇所の選び方編)

 先ず、愛車のヒューズボックスを探しましょう〜。(場所は、車両の取扱説明書に明記されています)

ヒューズボックス
↑ 中央に並ぶ赤やら青、黄色い長細いブツが平型ヒューズで、(古いタイプですが)
ちなみに〜 今回このヒューズからの電源取得は、これらヒューズを ”ヒューズ電源” と差し替える事によりETCへの電源を確保する方法となります。

 ヒューズボックスが発見できたら、次ぎはそれらヒューズから 必要な電源供給元を選びます。

 必要な電源は主に2種類・2か所。

 先ずは 「常時電源」。 バッテリー電源とかバックアップ電源とも言います。 これはエンジンキーをOFF(もしくは抜いた状態)にしたままで12V以上の電気が流れているヒューズ部分を。

 そしてお次は 「アクセサリー電源」。 ACC電源とも言います。 エンジンキーをOFFにしたままの状態では電気が流れず、エンジンキーをON、もしくはACCにした状態で(エンジンはかけない)はじめて12V以上の電気が流れるヒューズ部分を。

 但しこれら必要な電気のV数や必要な電源種・数(中にはアクセサリー電源のみでOKとする車載器もあり、そういった場合には〜 常時電源は取る必要ありません)などは、そのこれから取り付けられるETC車載器の取扱い説明書などに明記される事項(メーカーが指定する必要な容量とか)などに合わせ、またそれら事項を優先させて下さいね ^^

 各それぞれ1箇所ずつピックアップします。(もちろんここで選んだ2か所が、それぞれETC車載器へ供給される電源の供給元となります)

 尚、これら電源配線(常時電源やアクセサリー電源とか)の基礎知識などにつきましては、こちら ”⇒ プラス電源の配線偏” オーディオ配線編の一ページをご参照下さい m(_ _)m)

 ちなみに〜 これら12V電源等を探し出すには、もちろん! 検電器(検電テスター)とそれら機器を使っての検電作業(検電チェック)が必要となりますので、これら予め。(なおこの時、使うテスターは数値表示されるタイプのもので、音や光だけで単なる電流探知や導通テストしか出来ないものは使わないように

ヒューズを上部から見た図
↑ 尚、それら検電作業(検電チェック)では、車両側に付いているヒューズはそのままに〜 ヒューズ上部・上面にあります ”サービスホール? (金属部分が露出している小窓・測定部位)” に検電器・テスターの ”こて” の先っぽ(プラス棒側)を当てて計測 & 判別していくのが定番的かと。 ちなみにマイナス棒側(テスターのこての先っぽ)は、ヒューズボックス周辺なら〜 車両のドアヒンジのボルト頭などに当てるのがベストかな? (ボディーアースを取る)

 それと〜 これらヒューズ群の中からは、ある程度同じ種の電源が複数候補に上がろうかと思われますが、

 ただそれらの中からは、出来るだけ供給先の電装品にあまり重要度を感じず、かつ消費電力の大きくなさそうなモノを優先に選ばれて下さい。(ラジオ、ルームランプなど。。。 なおそれら理由などにつきましては後程

 以上、それら電源供給元となろう箇所(ヒューズ部位)を各チョイス & チェックいたしましたら〜 お次は。。。(なおその際には、一応その箇所のヒューズを一度抜いてみて(ヒューズの抜き方は車両の取扱い説明書などをご参考に)、その形状などをチェックされ、、、 さらにそのヒューズ上部に書かれる容量 (A数)もチェックしておきましょう。 それとここらあたりで、以下のマイナス端子や配線を含む、総合的な配線の長さや許容範囲などが分かろうかと思われますので、ETC車載器の取付け位置はある程度・・・ というか、ほぼ決められておきましょう。(ちなみに、後程調達するヒューズ電源から出るコードはそれほど長くはありませんので、ここではそれらコードの長さまでは考慮しない方がいいでしょう))

 またこれら電源元チョイスの際には、加え ”マイナス・アース (ボディアース)” の取れる箇所も予め検電 & チョイスされておきましょう。 【ボディーアース = 一部の輸入車等を除き、車両の金属部分は ”マイナス極” となっておりますので、その車両の金属部分へ電装品などのマイナス端子を落とし(ナットやボルト、ネジなどで接続固定する)、それをマイナス電極へ接続する事に代える? 手法】 なお、一応解説の段階上多少前後しておりますが、これらアースにつきまして詳しくは後程の解説をもご参照までに。

STEP.2 部品調達

 電源の取得 (配線)に必要な部品をそろえましょう!

 ⇒ 「ヒューズ電源(平型ヒューズ用)」

 これが必須です。(ヒューズ、及びヒューズボックスは、車両の各電装品などへ電源を供給するための中継的存在部位とも言えますので、これら部位・部品などは直接の加工など決して行わないように。 なおこれらヒューズ電源は、最寄のカー用品店とかホームセンターとかにも置いてますので、別に珍しいパーツではありませんよ ^^)

 但し! それらヒューズ電源を購入されます折には、以下注意点にも。。。

 @ そもそもヒューズボックス内にあります平型ヒューズは、3種類のサイズ(普通サイズとミニサイズ、そして最近では低背タイプと呼ばれるサイズも) があるので要注意! 前もってヒューズの大きさ等もチェックしておくように!(ご購入されるヒューズ電源の先に付く ”平型ヒューズ” は(いわゆる差し替え部分のヒューズ)、車両側に付く平型ヒューズと同じタイプのモノをチョイス)
 A 事前に電源のとれるヒューズ(容量も)も特定しておく事! 平型ヒューズにはおおよそ7.5A〜30Aまで、数種類の容量のヒューズが存在します。 当然! 例えば 「10A」のヒューズがささっている所(車両側)には、差し替え部分のヒューズ(ヒューズ電源の平型ヒューズ部分)も 「10A」になっていないといけません。(最近は、わざわざ車両側に付いているヒューズに合わせなくとも、フリータイプのヒューズ電源(元々付いているヒューズを流用する電源)も見られますが、、、 ただそういったタイプでも〜 対応可能な許容範囲には限度はありますので、(例え5A〜20A対応のフリータイプでも、もし車両側の電源取り出し可能なヒューズが30Aであったならば そのフリータイプのヒューズ電源は一切使えませんから。。。) まあどちらにしても、事前に電源のとれるヒューズの特定は必須かと)

 という事なので、事前に電源を取るヒューズの部位を決めておき、そのヒューズ容量(車両側)と同じ容量の差し替え部分を持つ(もしくはそのヒューズ容量に対応可能な)ヒューズ電源を選びましょう〜 ^^)ノ
 B ヒューズ電源には「使用可能な許容電流数値」が記載されていますので、取り付けられるETC車載器の消費電流? をきちんと調べ、許容範囲が低すぎないヒューズ電源を購入しましょう。(例: ETC車載器の電流(3A)、ヒューズ電源の許容電流(5A) ⇒ OK。 ETC車載器の電流(5A)、ヒューズ電源の許容電流(3A) ⇒ NG とか)

  ちなみに・・・ ETC車載器の消費電力? は、だいたい 0.1A以下の製品がほとんどなので、カー用品店やホームセンターなどでよく見かけるエーモン製のヒューズ電源であれば、7.5A〜30Aまでの、どのタイプのヒューズ電源を使うこととなっても問題はないでしょう。(7.5Aのタイプで、最大5Aの電源まで取れますので・・・ (但し、製品の予期せぬ仕様変更などもありますため、ここらあたりは各自にて要確認))

STEP.3 配線作業

 ETC車載器への電源供給元(電源取りのヒューズ)確保と、電源取り用のヒューズ電源の調達が完了致しましたら〜 次はいよいよ配線の接続作業へと移ります。

 ちなみに〜 これまでのステップを確実に踏んで来られたのであれば、既にプラス電極の電源確保元(ヒューズ)は確定していようかと思われますので、、、 ここでの最初の手順は、とにかく未然の事故などを防ぐためにも〜 車両の バッテリーのマイナス端子を外して おく事から始めましょう。

 そしてバッテリーのマイナス端子の取り外しが完了したならば、先ずはプラス電源から各配線を順次接続して行く作業へと移ります。

 アクセサリー電源の供給元(ヒューズ)からは〜 ソレ用に用意しておいたヒューズ電源へ入れ替え、そこからETC車載器へのアクセサリー電源へと配線を接続して行きます。 また常時電源もあれば常時電源も同じく。。。

 尚、ヒューズボックスへヒューズ電源を接続(既存のヒューズと入れ替え)される場合には、そのヒューズ電源の接続・差し込みの ”向き” が指定されている場合がありますので、それら細かい注意点などにつきましては各ヒューズ電源の取扱い説明書などをご参考に願います。
 それとこれらヒューズ電源を用いての配線接続となると、ヒューズ電源側とETC側とで2つの ”管ヒューズ” がぶら下がることになろうかと思われますが、ただこれら管ヒューズは気にされず、また別途加工などもされず、そのまま2つぶら下がったままの状態で接続されていても問題ありませんので、一応これら予め。
 またそれら配線の接続作業にて端子加工などが必要であれば〜 こちら ”⇒ 圧着端子の加工・取付・接続方法” 私の運営管理するブログの一記事をご参考にされて頂ければ幸いです m(_ _)m 【⇒ エレクトリタップ (エレクトロタップ)を使われる場合にはこちら (但しこの場合には、車両側のギボシ端子の切り落としは絶対に行わない出ください。 また何も接続されない端子の先はビニールテープなどで養生絶縁しておいてください)】

 続いてマイナス電源。 いわゆるボディーアースです。

マイナス端子(アース端子)

 ETC車載器から伸びている、こんな ↑ 黒い配線がマイナス端子で(メーカーによって多少の形状違いや(真ん丸型など)、色の違いあり)、これを車両のマイナス極にダイレクトに接続(ボディアース)します。(既に確保してあるボディアースの取れる部分へ接続)
※ ヒューズ電源からは ”プラス” の電源しか確保できませんので、マイナス極は、基本 ボディーアースからの電源確保となるでしょう。

 ちなみに〜 ここでのボディアースの手法などにつきましては、基本、ボディ金属部分へのダイレクト接続(ボディ金属部分へ接触しているボルトやネジへかませる)となろうかと思われますので、ここでも事前からの検電器(テスター)チェック & チョイス作業は必須かと。

 尚、検電など、これらボディアースについて色々詳しくは〜 こちら ⇒ ボディアース (オーディオ裏編) を参考までに。 (※ ただ検電方法までは触れておりませんので、もし検電までが必要となります場合には〜 その接続しようと考える目的物と、ボディフレームに接する金属部分とを通電確認し、通電していればそこでアースは取れるとお考え下さい。 参考までに。 もちろん自己責任と当ページお約束前提での作業は願います)

 ・・・とまあここまで出来れば〜 後は他の取付け方法とあまり変わらないかな?

 なのでもし、、、 アンテナ線の取り回しが必要な方は〜 ”⇒ その5、 アンテナの取り回し編” オーディオ配線編のアンテナ取付けに関するページを。

 そして配線が完成し、それら配線の整理やら取り回しやら 車載器本体の固定につきましては〜 ”⇒ その6、 ETC車載器を固定しよう編” オーディオ配線編の取付けに関するページを、、、

 各ご参考に。

 さらに最後の仕上げに〜 ”⇒ その7、 ETC車載器の作動確認〜 そして完結編” オーディオ配線編の取付けに関するページをご参考に、そのETC車載器の作動確認やらその後の注意点やらも。。。(再度バッテリー端子の外し直しとかパネルの組み戻し・・・ とかはほぼないかと思われますが(あ、ヒューズボックスのフタは忘れずに)、まあその辺りは適所視点等を変えてのご参考を)

 と、まあだいたいこんな感じでしょうか? ヒューズボックスから、ヒューズ電源を使ってのETC車載器の取付け方法。

 意外と難しい。。。 かも!?

 ヒューズという特徴柄、ヒューズに流れる電源は〜 各電装品へ電気が供給される前の電源です。

 よって、電装品が稼動する事により電圧が極端に下がったり、過大な電流が流れてしまう場所や、、、 逆にETCの電源を取ってしまった事で、他の電装品への影響が懸念されよう場所からの電源取りは避けておきましょう。

 例えば・・・ シガーライターなどへ繋がっているヒューズだと、シガーライターが稼動していない限りは〜 まあかなり安定したしっかりとした電源が確保出来ますが、ただシガーライターを使った場合には・・・ おそらく一時的に大きな電流が流れようかと思われ、電流が過大電流となってしまい、、、 その電源下では一時的な電圧降下が発生しようかと思われ、つまりもしその瞬間にETC車載器が稼働している状態であったならば〜 (稼働 = ETCゲートを通行している最中とか) ETC車載器の作動に必要な電源が不足してしまい、一時的なETCの作動不良になる事も考えられるでしょう。

 尚、ここ最近のヒューズ電源では、ヒューズボックスに付く平型ヒューズが切れていても〜 電源取りしている配線への電源は絶たれないような構造になっているモノも多いですから(但し要確認)、もしその電源下で一時的な過大電流が発生してのヒューズ切れがあったとしても、それらヒューズ(車両側の平型ヒューズ)切れは〜 車載器トラブルの直接的要因とはならないであろうかと。

 またそれらとは全く逆に(また別で)、そもそもそのETC車載器が取り付けられた事によってその本来の電源の行先である電装品への電力に不足が生じてしまい、そちらの電装品に支障が出てしまう可能性なんてのも考えて考えられなくはないかと。。。

 ・・・という事なので、ヒューズから電源を取得する場合には〜 まあ無難な所で ”ラジオ・オーディオ、ルームランプ” ・・・等といった、比較的消費電力? の少なそうな、かつもしETC車載器の電源供給にてその電装品への電力不足 ⇒ 作動不良となってしまった場合でも〜 車両の走行上や使用上の安全に何ら問題ないと思われる箇所をチョイスし、そういったヒューズ部位からの電源取りを。

 但し、まあ一応最後に触れておこうかとおもいますが、、、

 これらヒューズボックスにあります各ヒューズ以降(ヒューズを介した電源供給先)では、基本、複数の電装品がそのひとつの電源を共有している場合も少なくはなく (← 各ヒューズ毎に電源供給先の電装品の名称なんかも書かれておりますが、ただこれら書かれている供給先の電装品名はあくまで一例の代表的なモノのみにしかすぎません。 家のブレーカーみたいな感じですね。 階段とか書かれたブレーカーでも、トイレや廊下、小屋裏などのコンセントも兼ねているみたいな)

 という事は!? これら電源取りのヒューズをチョイスする上で、そのヒューズボックスにある各供給先となる電装品名称だけで ”消費電力問題なさそう”・ ”安全上問題なさそう” と、そう判断していても〜 実際には、その電源下では他にとても重要な電装品がラインナップ(共有)されていて、そちらで隠れたリスクが。。。 なんて可能性も。(← 実際に、ルームランプの電源とエンジンコントロールユニットの電源が供給されている例もありますので。。。 またその他、それら複数の電装品が一度に稼働した場合、必ずしも消費電力が低い・・・ とは言い切れない状態になろう可能性も)

 なのでまあもしヒューズからの電源取りを検討される場合には、この辺りのリスクをも許容範囲?に入れ〜 各自ご判断頂きたく思います。 またこの辺りの隠れリスクに関する可能性も、私がこういったヒューズからの電源取りを ”非推奨” とする理由のひとつである事、、、 加え言っておこうかと思います。

 以上、長文おつきあい有難う御座いました。


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