車業界20年!の、クルマ屋さんの私・管理人によるETC車載器本体取外し解説。
作業に必要な道具や注意事項を確認されました上で、いよいよ作業らしい作業へと移っていきます。
ご自身で取り付けられた本体ならば、取り付けの際を思い出しながらの作業が出来るかもしれませんが、もともと買ったクルマに付いていたり、ショップで取り付けられたような場合だと、、 配線などが何処をどう通っているのかを確認(場合によっては予測)しながらの作業が必須となるでしょう。 ちなみに、ETC車載器の大半はオーディオ(ステレオ、デッキ)裏から電源をとっているパターンですので、(十中八九) 当サイトでもそういったパターン前提で話を進めさせて頂きますね ^^
なお、素人の方がDIYで取付けを行ったモノの場合、稀にヒューズ電源を用いた取付けも見られますので、一応室内のヒューズボックスを確認されてみて、ヒューズの頭から変な配線が伸びてないか確認されてもおきましょう。(ヒューズボックスの位置はクルマの取説に記載されております。 ちなみにヒューズ電源には色々なタイプがありますので、ヒューズ電源で画像検索ググってみて参考などされて下さいね)
これまでオーディオデッキを何度も取外しされたことのある方ならば〜 なんとなく感覚で作業を進められるかもしれませんが、プロの方含め、はじめてそのクルマのオーディオを取り外しする場合には、ほぼデッキの取付け構造などが記載されている配線図などの図解資料を必要とするでしょう。
ちなみにそういった資料は、数十年前までは カーショップなど一部の専門業者経由でしか手に入らなかったのですが、今はネットから誰でも簡単に入手できるようになってます。 例えば、、
いかがでしょうか。
もちろん、これら資料は 専門業者も実際に現場で使っている資料と同一のものです。
参考までに。
そしてもうひとつの前準備。 「バッテリーのマイナス端子を外す」 事です。
これはETCのみならず、電装品を取り扱う場合には絶対にやっておかねばならない儀式的作業です。
もしこれを怠ってしまった場合には、最悪、その電装品だけでなく〜 他の電装品をも壊してしまう可能性が。。(プロの方だとまれに、慣れからか?バッテリー端子を外さずに活線状態で作業をされている方もいらっしゃいますが、これも本来ならばタブー事項であり、実際ついうっかりショートさせてしまい やっちゃった〜 なんて事も多いですから、素人の方ならなおさら!絶対に真似しないように願います)
なお、車種によっては、バッテリーを再度取付けした時にカギが一斉にロックしてしまうような場合もありますので、出来る事ならば〜 端子の取り外し前に、何処かしらのウインドウを開けておかれます事を推奨。(もし万が一インロックしてしまっても、窓が開いていると助かりますので。。)
とまあ前準備はこんなところかな。 >>> B パネルやカーステレオ取外し編 へと続く。
以上前準備編でした。