DIY。ETCの取付け方法
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@ はじめに〜 電源の取り方編(ETC本体を取り付けよう)

 車業界20年!の、クルマ屋さんの私・管理人によるETC車載器本体取り付け解説。

ETCの取付け前に。 その1 (再確認事項)

 まだお手元へETC車載器がなく、またETCカードも持たれていない方は〜 そのこれからのETC車載器の入手前に、必ず〜 先に ”ETCカード” を作っておかれる事をオススメしておきますね ^-^)ノ

 ⇒ 何故なら・・・(コレ重要ですから、もしETCカードをまだお持ちでない方は〜 ぜひ事前に必読のほどを m(_ _)m)

 え〜 ETC車載器はそもそも、その作動に ”車両電源” を使う電装部品であるため、最低限として、プラスとマイナスの電気知識に自身の無い方は、 素直にお店に任せましょう〜ね〜 ^^ (これら最低限の基礎知識がないと、取付け時の応用力やトラブルに対する対応力に不足があるばかりか、取付け時、及び 取付後の思わぬ故障や事故トラブルの可能性だって考えられますので。。。)

 またもちろん! ここで解説する作業等の一切は必ず自己責任のもとに行ってください! もちろん、自己責任にて作業が出来ない方は絶対に当サイトの情報をもとに作業は行わないで下さいね〜 ^-^)ノ 何卒よろしく m(_ _)m  【⇒ ついでに当サイト利用規約

 ちなみに〜 ここ最近では、ハイブリッドカーやPHV、EV、また特殊なバッテリー装置などが用いられる電源システムが増えてきておりますが (例: スズキで言えばエネチャージとか)、それら車両の整備・作業等につきましては、従来からのガソリン車とはまた異なる知識などが必要とされる事も多いため、、、 当サイトにおきましては、それら車両への取付け方法に関してまではカバーしておりません。(これら車両への取付けに関しましては、当サイト上の資料などは一切ご利用にならないでください (応用なども含みます))

 またその他、外車 (輸入車)に関しましても、電気知識をはじめとするかつ高度な技術と知識が必要となりますため、これら外車(正規輸入車・平行モノ・逆輸入車など一切問わず)への取付け方法に関しましてもカバーしておりません。 またこれら何卒宜しくお願い申し上げます。(これら車両への取付けに関しましても、当サイト上の資料などは一切ご利用にならないでください (応用なども含みます))

 尚、今回私の取付け解説にて用いた車両は、平成19年式のダイハツ・アトレーで、特殊なバッテリーシステムなどは搭載されない従来からある典型的なガソリン車です (オーディオ裏からの配線編のみ))

 それとまあ一応なんですが、これからDAYでETCを取り付けようと、またそもそもETC購入をどうしようかと (自分で取り付けられそうならネット通販で買おうかな? とか) 色々と情報を物色中・・・ といった方は、とりあえず! 当サイトの取付け方法解説全ページに目を通されて検討されてみて、それから最終的な可否判断 (自分で取り付けるか否か)を出された方が良いかと思われます。

 何故なら〜 これらETCの取付けにおいて、特殊な工具が必要だったり、そもそもの難易度が桁外れなクルマ等まあ色々ありますもので。。。

 【2013年7月--- 追記】
 当サイトでは基本、一般的に ”後付けタイプ” と呼ばれるETC車載器本体の取付け方法を主体としており、メーカー純正タイプのETCや、カーナビ・カーオーディオ連動型と呼ばれるタイプのETCの取付け方法には (までは)一切触れておりませんので、これらも予め。。。 m(_ _)m
 【2013年8月--- 追記】
 当サイトでは〜 以下各ETC車載器 (本体)の取付け作業等にあたっては、その車載器は既に (車載器入荷時・入手時には既に) ”セットアップ済み” である事を前提として各解説しておりますので、当サイトにおきましてはそれらセットアップをもからめた解説などは行っておりませんので、これらも予め。(中古品、又は他車からの付け替えETCの場合には、それらETC車載器の取付け後 (ETCゲート利用前)には〜 必ず ”セットアップ (再セットアップ)” されます事を忘れずに!) ※ 関連: セットアップ料金などアレコレ

 またそれらETCの取付けにおいて、特にプラス電極側 (アクセサリー電源や常時電源など)の配線の切断面、芯線、金属端子などの露出部分が出来てしまう場合には、その露出部分には必ず! ビニールテープなどを用いての養生絶縁を!!!(プラス電極の通電部分 (芯線とか金属端子等)がむき出しになっていると、その部分がショートなどを起こし車載器や他の電装品などを壊してしまったり、最悪の場合には車両火災に発展してしまう可能性も御座いますので。。。)
 【2013年12月--- 追記】
 当サイト解説の前提基準としては、予め取り付けられる各機器・配線などには一切の改造などがない事を基本としておりますので (いわゆる新品時から一切加工等されていないモノ)、もし新品のオリジナル状態から第三者によって加工などされている製品などの取付け、又は製品 (車両含む)への取付けとなろう場合には、当サイト掲載の情報では対応や応用等しきれない (全く参考にならない・できない・しない方がいい)部分も多いかと思われますので、これら一応予め念のため。

 ETCの取り付け作業で1番始めにやる事は! 「バッテリーのマイナス端子を外す」 事です。(そのETC取付方法の手段に限らず)

 ※ 外した端子は、またバッテリーの端子に接触してしまわないように上手く固定されておくなどのご対応を願います。 また間違っても絶対にプラス端子は (も)外さないように。 外すのはマイナス端子オンリーです。(下手にプラス端子をいじってしまうと予期せぬトラブルのもと。 さわらぬなんとやら。。)
バッテリーターミナル
↑バッテリーターミナルとも呼ばれるバッテリー端子。

 これは、絶対に守って下さいね〜!!!

 10mmのスパナ・レンチがあれば、誰でも簡単に外せると思います。

 ※ 理由や根拠等を話せば長くなってしまいますので、詳しい理由などは割愛させて頂きますが、まあこれら作業は、電装部品などの取付けにおいての ”儀式・定石” とも呼べる 最低限、また第一手順・絶対最優先の事故防止対策となっておりますので (これら怠ったために、機器を壊してしまった・・・ なんて事例は本当に数知れず。。。 また場合によっては、車両火災の危険性だって。。。)、これら必ず厳守のほどを願います。
スパナレンチ
↑スパナレンチ

 そして・・・ ETC車載器を何処に固定するかも、ここの段階で決定しておきましょう \(^v^)ノ  ちなみに、今回は (今回私は)、運転席の足元(ハンドルの左下)にETC車載器を固定する予定。

作業STEP.2 電源を何処から取るか考える

 ETCは電装品ですから、電源をとらない事には作動しません。 で、この電源を何処からとるのか・・・と言いますと、

 最有力候補が 「カーオーディオ、もしくはカーナビの電源」。(但し、難易度は最高値の 「難易度 5」。 またカーナビは、インダッシュ方式のカーナビを指します)

 その他では・・・ 一体型ETC車載器にオススメの 「難易度 1」の「シガーソケットを使った電源取り」や、オーディオの脱着が不要の 「難易度 3」の「ヒューズ電源を使った電源取り」等もありますが、今回このサイトでの解説におきましては難易度は最高値の「5」ですが、取り付けが一番キレイに仕上がる 「オーディオ等配線からの電源取得方法」を ^o^)ノ チョイスし、解説していきたいと思います。

 それでは今回の本題に。。。

 先ずETCに必要な電源は3種類。

 1. マイナス(アース)

 2. 常時電源(常に12Vのプラス電源が流れている。 バックアップ電源とも。 但し、その車載器本体によっては接続不要な場合もあり(そもそも接続すべき配線が出ていない)、その場合には〜 この電源を取得する必要などはありません)

 3. アクセサリー電源(エンジンキーをONにした時にプラス電源が流れる)

 ちなみに、この3種類の電源が取れて尚且つトラブルの少ない箇所が 「カーオーディオ」なんです。 なのでそれも今回オーディオからの電源確保をチョイスしたひとつの理由。
 なお、応用的にコンピューター配線などからテスターを使って電源を取る方法もタブー。 コンピューターに必要な電力が不足し、コンピューター関連が正常に作動しなくなる恐れもありますから。。。 もちろん何の配線か分からないものへの接続も。 (またそもそも当サイトにおいては、テスターを使っての電源ピックアップ & 接続方法は推奨していませんし・・・ (高い知識や技術を持つ方は除く))

 この3種の電源をオーディオから取って行きましょう。 (>>> 「その2. カーオーディオ・カーナビの脱着編」へ続く)

 以上、先ずは電源の取り方編でした。

関連動画

 ETC取り付けの一連作業を動画編集してみました。

 電源等の配線他、動画ならではの分かりやすい箇所、参考になる箇所もあるかもしれません。

 もしよろしければ、こちら動画も併せご参考頂けますと幸いです。(ETC車載器の取付け後編(電源のとり方、ボディアースのとり方等))


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