え〜 お次はアンテナの取り回し。 アンテナの配線。 配線の先っぽに丸や四角の物体が付いているモノがアンテナです。 これがないと、また取り付けが悪いとETC本体に電波が送られてこないので、ETCゲートが開きません。 忘れずにきっちりと ^-^)ノ 【⇒ それと、当サイトをご参考にされる上での注意点など】
但し! ETC本体にアンテナが内蔵されている 「一体式」の車載器の場合には、このアンテナの配線は不要なので〜 ここの工程は飛ばして次のページを ^^ (これらアンテナの取付け作業が必要となりますのは、セパレート方式と呼ばれる アンテナ分離型のETC車載器のみとなります)
アンテナ(受信部)は、全面ガラスの上部に取り付けるのが一般的。 というかこの位置が鉄板。
古い規格のETC車載器では、ダッシュボードの上に添えつけるタイプもありましたが、最近の車載器はガラス上部に貼り付けるのが普通になっております。
アンテナの受信部の取り付け位置が決まったら、後はアンテナの配線。
アンテナの配線は、受信部から天井の内張りの内側へ押し込めばOK
天井の内張りの窓側の内側は、少しだけ隙間が有ろうかと思われますので、少し内装はがしなどで内装を浮かせ、そこの間に配線を押し込むだけの単純作業。
ちなみに〜 車種によっては、これら内張りの隙間が大きく、配線が上手く収まらず、配線が出てくる・・・とった場合もありますが、
このような時には、配線を押し込む時に配線にちょっとした加工をしてやると配線が内張りに収まりやすくなります。 その裏技? とは・・・
なんと、配線にちょっとビニールテープを巻くだけです。 これだけで内張りに配線がキッチリ収まってくれます ^^)ノ (また逆に、その内張りの隙間が狭い場合には、配線・アンテナの断線防止のため、内装・内張りと配線が接触する部分にこういった養生をしておけば。。)
配線を内張りの隙間に通した後は・・・ 次なる難関は 「ピラー」の内張り。
ピラーの内側を通さずに配線をしても問題はありませんが、見た目の仕上がりをキレイにするため、ピラーの内側を通してみたいと思います。
しかしまあ実は・・・ ピラーの内張りは、以外とあっさり取れます。
先ず、ピラーの内張りに、ドア枠のゴムが食い込んでいますので、このゴムをゆっくりと引っ張って部分的に外します。(ウェザーストリップというパーツ。 車種によっては無い場合や、また年式の古いクルマなどになると、これらゴムを引っ張った時に破れるなど破損する場合が御座いますので、これら予め)
ピラーに 「取っ手」が付いている場合には、取っ手の両端にあるフタをマイナスドライバー等で開け、中のネジを緩めて 「取っ手」を取っておきます。(フタ等にキズが入らないように、各適応した工具をチョイスしご使用下さい)
後は、ピラーの内張りを、指先を駆使するなどして引っこ抜きます!
ほとんどの車種のピラー部分は、ネジもなく「ピン」だけで留まっていますので、ちょっと力を入れて引っ張れば意外とすんなり外れてくれるはずです ^^
ピラーの内張りが剥がせたなら、内張りの「ピン」等に干渉しないように配線をテープで留めて固定。
アンテナの配線は、さらにダッシュボードの奥へ挿入して行き、ダッシュボード奥から運転席の足元へ配線を出します。
またこの時、前回の手順までで 「電源の配線」をした配線の、ETC側へ接続するコネクターも、オーディオの奥から同じ箇所へ向けて配線を出しておきます。(既に出されている場合の、適所レイアウト修正・手直しも含め)
あ、ピラーの配線が終われば、ピラーは元に戻してもOKです ^^ (尚、これら戻す時には、アンテナ配線と接触しないかを再確認しながら慎重に。。。 もし接触するなら、そこは適所再対応し 作業を進められてください)
>>> 「その6. ETC車載器を固定しよう編」へ続く
以上、アンテナの取り回し編でした。
ETC取り付けの一連作業を動画編集してみました。
アンテナの取り回し他、動画ならではの分かりやすい箇所、参考になる箇所もあるかもしれません。
もしよろしければ、こちら動画も併せご参考頂けますと幸いです。(ETC車載器の取付け前編(〜アンテナ取付けまで))