赤 (アクセサリー電源)と黄色 (バックアップ電源)の2本のプラス電源を接続出来たあとは〜 残るは 「黒」のアース線。 いわゆるマイナス端子の配線。 人によってはグランドアースと言われる場合も。(配線のタグには ”(-)”、又は
”GND” などと表記ある場合も)
ETCのメーカーや機種によって異なりますが、だいたいの場合は、接続する所の端子が丸いクワガタの形状になっています。(稀に切欠きのない真ん丸な形状の端子も見られるでしょう)
これは、車両へボディアースする為にこのような端子が取り付けられています。(つまり〜 車両のボディ(金属部分)はマイナス (マイナスアース)になっており、そのボディへ直接、又は間接的にねじ止めなどすれば (一般的には、ボディ金属へ接触している既存のボルトやネジへかます手法をもって接続と言います)、そのままバッテリーのマイナス端子 (車両側のマイナス・コード)に接続した事となりますので、一般的にそのためにこのような端子が付いているとも(この接続をボディアースと言います))
オーディオが取り付けられていた周辺に、上記画像のような黒い配線で、同じような形状をした端子が取り付けられていませんか?
もし、ネジなどで金属部分に同じような配線がされている場合には、そこのネジや金属部分にネジ止めすればOK。(そこに他のアース線が取り付けられているということは、そこはいわゆる
”ボディアース” ポイントとして、直接、又は間接的にマイナス極の電源が取り出せるポイントと言えますので)
ちなみに・・・ 車両の金属部分の全てがマイナスアース(ボディアース可能)になっているとは限りませんので、また同じような配線が見当たらない場合には
(周辺に、同じような黒い配線の接続が見当たらない)、、、
後は ”テスター(検電器)を使っての導通テスト” か (非推奨)、
もしくは先述のプラス電源取得法と同じようなパターンで、今度は 「車種別取付情報」で調べた 「アース(= マイナス線)」へ、エレクトリタップ(エレクトロタップ)を使って接続する方法の 基本どちらかになるでしょう (推奨)。(この場合、クワガタの端子は切り落とし接続します)
(※ その他では、一応〜 自動車のメーカー(ディーラー販売店など)へ直接聞いて、マイナスアースの取れそうな箇所のアドバイスを受けるという手もありますが。。)
そして各電源の接続(プラス and マイナスアース)が完了したら、ETCに接続するコネクター配線を、オーディオの奥からETC車載器を固定したい方向へ挿入し それら配線を足元
(ダッシュボード奥)などから垂らしておきます。
後は、カーオーディオは元の位置に仮組みしておきます。(但しあくまで仮組みまでで(オーディオ類などの配線はもとに戻し(接続)、オーディオ部分のみネジ止め(オーディオ取付金具部分の約4本のネジ)する程度)、パネル類はまだ戻さないように。 なおその時〜 オーディオ裏の配線やETC車載器への配線などが、オーディオや取付金具などに強く接触・挟まれないように気を付けながらも取り付けられてくださいね ^^)
ここまで来ればもう一息。 >>> 「その5. アンテナの取り回し編」へ続く。
以上、マイナスアース接続編でした。
ETC取り付けの一連作業を動画編集してみました。
ボディアース等の配線他、動画ならではの分かりやすい箇所、参考になる箇所もあるかもしれません。
もしよろしければ、こちら動画も併せご参考頂けますと幸いです。(ETC車載器の取付け後編(電源のとり方、ボディアースのとり方等))